【NFLファン必見】あなたの応援チーム、陰でこう呼ばれてるかも?愛と皮肉の「裏ニックネーム」の世界
アメフトファンの皆さん、こんにちは! 自分の応援するチームに愛着を込めたニックネームがあるのはご存知ですよね。でも、その裏でファンやライバルたちが「もう一つの名前」で呼んでいるとしたら…?
今回は、そんな愛憎渦巻くNFLチームの「裏ニックネーム」をいくつかご紹介します。これを知れば、試合観戦がもっと面白くなること間違いなし!
Youtube動画には全チーム紹介してるのでぜひ観てね!
弱さもネタに?ファンが自虐するユーモア系ニックネーム
応援するチームが弱いと、ファンとしては辛いもの。でも、その絶望をユーモアに変えてしまうのが、熱狂的なNFLファンのすごいところです。
- ニューオーリンズ・セインツ → “Aints” (エインツ) 1980年、1勝15敗という悲惨なシーズンを送ったセインツ。聖人(Saints)のはずが全く勝てないことから、否定を意味する “ain’t” をかけて “Aints” と呼ばれるようになりました。しかし、ファンはただ嘆くのではなく、自ら紙袋をかぶって「我々はエインツだ!」と名乗り、スタジアムを埋め尽くしたのです。この絶望を連帯感に変えたエピソードは、ファンの間で伝説になっています。
- クリーブランド・ブラウンズ → “Factory of Sadness” (悲しみの工場) 長い暗黒時代を過ごしたブラウンズ。地元のコメディアンがYouTubeに投稿した動画で、本拠地スタジアムを「悲しみの工場」と呼び、**「毎週ここで希望を生産し、日曜の夜に絶望として出荷する」**と語ったことがきっかけで広まりました。これは単なる悪口を超えて、ファンの気持ちを完璧に表現した文学作品のようだとさえ言われています。最近はチームが強くなってきたので、この「工場」は閉鎖された(factory closed)そうです。よかった!
強すぎるのも考えもの?嫉妬と疑惑が生んだニックネーム
強いチームは常に注目の的。でも、その強さに少しでも疑惑が絡むと、途端に不名誉なあだ名をつけられてしまいます。
- ニューイングランド・ペイトリオッツ → “Cheatriots” (チートリオッツ) 21世紀最強ともいわれるペイトリオッツですが、サイン盗み疑惑(スパイゲート事件)やボールの空気圧問題(デフレートゲート事件)が常に付きまといました。これに対し、ライバルファンは「ズルをする(Cheat)」と「愛国者(Patriots)」を掛け合わせ、**「ずる賢い愛国者(Cheatriots)」**と呼び始めたのです。これは、強すぎるチームだからこそ生まれたニックネームと言えるでしょう。
ライバルからの愛ある(?)悪口ニックネーム
ライバルチームのファンからは、シンプルで痛烈な悪口が飛び出すことも。
- ボルチモア・レイブンズ → “Rats” (ネズミ) カラス(Ravens)がモチーフのチームなのに、ライバルファンからは「ネズミ」呼ばわり。これはもう、ただの悪口ですね(笑)。
- ダラス・カウボーイズ → “Cowgirls” (カウガールズ) 「男らしさが足りない」という、これまたシンプルな悪口です。ただ、これも人気チームだからこその宿命かもしれませんね。
他にもいろいろ!ニックネームの由来
- 本拠地移転の恨み オークランドから移転したレイダースは “Jokeland”(冗談の地)、タイタンズは “Traders”(裏切り者) と呼ばれ、元のファンからの怒りが込められています。
- 方言いじり フィラデルフィア・イーグルスやピッツバーグ・スティーラーズは、その地域独特の訛りをからかわれて、それぞれ “Iggles”、“Stillers” と呼ばれることがあります。
- 切ない現実 ミネソタ・バイキングスは、輝くスター選手がいないことから “No Stars”(スター不在) と呼ばれることも。船乗りの道しるべである北極星(North Star)と掛けているのが、なんとも皮肉です。
Youtube動画には全チーム紹介してるのでぜひ観てね!
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