スポーツ観戦が100倍面白くなる!今日から使える上級スポーツ英語フレーズ10選!
「あの試合、熱かったね!」そう言いたいのに、いつも同じ言葉ばかり使っていませんか?あるいは、海外のスポーツ中継を聞いていて、「知ったかぶり」で頷いてしまうことはありませんか?今日でその「知ったか」を卒業し、スポーツ英語をより深く理解するための上級フレーズを身につけましょう!
スポーツ観戦を彩る!知っておきたい上級英語フレーズ
- Barn burner (バーンバーナー)
- 意味: 最後まで白熱する、手に汗握る大接戦の試合のことです。
- 由来: 「燃えるほど盛り上がる試合」というところから来ています。
- 例文: “Game 7 was a real barn burner.” (第7戦は手に汗握る大接戦だった。)
- 発音のヒント: 「B」の後に「AR」、その次に「B」の後に「UR」と続くため、少し発音に注意が必要です。
- Nail biter (ネイルバイター)
- 意味: 爪を噛むほどハラハラする、緊張感あふれる展開のこと。
- 由来: 緊張で爪を噛む仕草に由来しています。
- 例文: “The penalty shootout was a total nail biter.” (PK戦は心臓が止まりそうなほどスリリングだった。)
- Hail Mary (ヘイルメリー)
- 意味: 試合終了間際に行われる、一か八かの大勝負、またはそのためのプレイ。
- 由来: 元々はアメリカンフットボールで、最後に投げる超ロングパスを「マリア様に祈りを捧げるように、何とか成功してくれと願って投げたパス」と呼んだことから来ています。
- 例文: “They won the title on a last-second Hail Mary.” (残り1秒のヘイルメリーで逆転優勝した。)
- Rubber match (ラバーマッチ)
- 意味: 1勝1敗の後に行われる、決着をつけるための最終戦。
- 由来: 17世紀のボウリング用語で、勝負を決定するゲームを「rubber」と呼んだことに由来しているそうです。
- 例文: “Tomorrow’s rubber match will settle the rivalry.” (明日からの第3戦が宿敵対決に決着をつけるだろう。)
- Blowout (ブローアウト)
- 意味: 大差のワンサイドゲーム、圧倒的な勝利。
- 由来: タイヤが「blow out (破裂する)」ように、一方的に崩れるイメージから来ています。
- 例文: “The final was a 7-0 blowout.” (決勝は7対0の圧勝だった。)
- Under the radar (アンダー・ザ・レーダー)
- 意味: 今は目立たないものの、好調であるか、実力者であることを意味します。
- 由来: レーダーに映らず見落とされることから来ています。
- 使われ方: 「Flying under the radar (フライング・アンダー・ザ・レーダー)」という形で使われることが多いです。
- 例文: “He’s flying under the radar but averaging 20 points.” (彼は目立たないけど、平均20得点を叩き出している。)
- Grinder (グラインダー)
- 意味: 華やかさはないが、地道に泥臭く働く選手のこと。
- 由来: 「grind (削る、ひく)」という言葉から、粘り強く働くイメージがあります。
- 例文: “She is a grinder who wins every loose ball.” (彼女はルーズボールを全部拾う、本当に泥臭い働き者だ。)
- Enforcer (エンフォーサー)
- 意味: コワモテで味方を守る、用心棒的な役割の選手。
- 由来: 「enforce (力ずくで守る、執行する)」という言葉から来ています。アイスホッケーなどで、エース選手を守る役割としてよく使われます。
- 例文: “Their enforcer kept the opponents from cheap shots.” (エンフォーサーのおかげで、相手はラフプレーを控えた。)
- Bush league (ブッシュリーグ)
- 意味: 素人くさい、下手なプレイ、またはマナー違反の行為。
- 由来: 「田舎の草リーグ」から転じて使われるようになりました。
- 例文: “Throwing at the batter’s head is bush league.” (バッターの頭を狙って投げるなんて、完全にマナー違反だろう。)
- Cherry picking (チェリーピッキング)
- 意味: 守備に戻らずに前線で待ち、楽に得点を狙う行為。
- 由来: 枝先の取りやすいサクランボだけを摘む、というイメージから、「楽をして旨みを得る」という比喩で使われています。
- 例文: “He scored easy by cherry picking behind the defense.” (彼はディフェンスの裏に張って、楽々ゴールを決めた。)
いかがでしたでしょうか?「爪を噛むようなnail biter (ネイルバイター)」の試合も、「燃えさかるbarn burner (バーンバーナー)」も、今日からは自信を持って語れる側になったはずです!
次のスポーツ観戦で、ぜひこれらの表現を使ってみてください。より深く、より楽しく試合を観戦できることでしょう。
今日の宿題: あなたのお気に入りのスポーツで、今日のフレーズに当てはまる選手を見つけて、ぜひコメント欄で教えてください!
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