日常英会話で差をつける!スポーツ由来のおしゃれな英語フレーズ10選
皆さんは、普段使っている英語のフレーズの中に、スポーツに由来するものがあるのをご存知ですか? スポーツの世界から生まれた表現は、日常会話やビジネスシーンでもすぐに使えて、英会話に「差がつく」おしゃれな言い回しが多いんです。
今回は、「すぐに日常で使える」スポーツ由来の英語フレーズを10個ご紹介します。
由来を知ると、より深く理解できて忘れにくくなりますよ!ぜひ覚えて使ってみてください。
1. BALL PARK Figure
- 意味: およその数字
- 由来: 野球場の広さをイメージした表現です。野球場の大きさを基準に、ざっくりとした概算の数字を表す時に使われます。
- 例文: Do you have a ball PARK Figure for the Project cost? (プロジェクトの費用はおよそどのくらいですか?)
2. down to the wire
- 意味: 最後まで結果がわからない接戦
- 由来: 元々、競馬のゴールラインに貼られたワイヤーのことを指しています。馬がゴールに到達するまでの緊張感を表しています。
- 例文: The game went down to the wire. (試合は接戦だった) 多くの競技で接戦の際に使えます。
3. get the ball rolling
- 意味: 物事を始める
- 由来: ボールが転がり始めたらもう止まらない、というイメージ。様々な競技でボールが動き出すことから来ており、物事の最初の一歩を踏み出すことの重要性を示しています。
- 例文: Let’s get the ball rolling on this project. (もうこのプロジェクト始めていきましょう)
4. Home Run
- 意味: 大成功を収めること
- 由来: 野球のホームラン。まさに「やったった!」という感じですね。
- 例文: The marketing campaign hit a Home Run. (マーケティングのキャンペーンは大成功だった) ビジネスの場面で「一発出た」「大成功だった」という時に使えます。
5. at a loss
- 意味: 窮地
- 由来: ボクシングのリングで、ロープに追い詰められてしまったら後がない、という状況を表しています。ボクサーは防戦一方の状態を強いられます。
- 例文: The company is at a loss financially. (その会社は財政的に窮地に立たされている) ちょっとやばい状況に使えます。
6. out of left field
- 意味: 全く思いがけない、予想外のこと
- 由来: 野球のレフト側から飛んでくる予想外のボール。普通、野球のボールがレフトから急に飛んでくることはないので、「えっ?」という予想外のことを表します。
- 例文: His question came out of left field. (彼の質問は全く思いがけなかった) 「そんなことある?」みたいな時に使えます。
7. part for the course
- 意味: 日常のいつものこと、当たり前
- 由来: ゴルフのパー、つまり標準的なプレイのこと。ゴルフのパーはそのホールの標準打数です。
- 例文: Long lines are part for the course at popular restaurants. (この人気レストランでは長い行列は当たり前だ) 「そんなもんでしょう」という時に使えます。
8. saved by the bell
- 意味: 間一髪で助かった
- 由来: ボクシングで、ゴング(ベル)に救われること。ボクサーがラッシュを受けてこのままではダウンしそう、という時にゴングが鳴って助かった、という意味合いです。
- 例文: I was saved by the bell when the fire alarm went off. (火災報知器が鳴った時、間一髪で助かった) 遅刻しそうだったけど、たまたま先生や上司がいなかった、なんて時にも使えます。
9. throw in the towel
- 意味: 諦める
- 由来: ボクシングで、セコンドがタオルを投げて試合を終了させること。セコンドが、自分のボクサーがこれ以上無理だと判断し、試合を終わらせる時に使います。
- 例文: After numerous attempts, she finally threw in the towel. (何度もトライを重ねた後、彼女はついに諦めた) 過去形はthrew in the towelとなります。
10. Two strikes against someone
- 意味: 不利な状況にある
- 由来: 野球の2ストライク。あと1回ストライクを取られるとアウトになってしまう状況。
- 例文: He has Two strikes against him because of past failures. (過去の失敗のため、彼は不利な立場にある) 相手に対して「もう次はないよ」と言う時にも使えます。
いかがでしたか? スポーツ由来の英語フレーズは、その背景を知るととても覚えやすく、表現の幅が広がります。これらのフレーズはどれも日常会話で使えるものばかりです。
ぜひ皆さんも覚えて、色々なシチュエーションで使ってみてください!
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