徹底解説!若者スラング「フィジる」「フィジられる」ってどういう意味?語源から使い方まで深掘り!
最近、若者の間で耳にすることが増えた「フィジる」という言葉をご存知ですか?
「え、フィジックス(物理)のこと?」と思った方もいるかもしれませんね。
実はこれ、スポーツ界隈を中心に広まっている、身体を使った表現のスラングなんです!
今回は、この「フィジる」
そしてその対義語「フィジられる」について、
その意味や語源、さらには英語での表現まで、詳しく解説していきます!
「フィジる」って、一体どういう意味?
「フィジる」は、もともと「フィジカル(physical)」という言葉から派生した動詞です。
その意味はズバリ、**「体を張って筋力で相手をねじ伏せる」**こと。
例えば、部活動の試合終わりに高校生が「今日、あいつフィジってやったよ!」と言っていたら、「今日の試合で、相手を身体の強さで圧倒してやったぞ!」という意味になるわけですね。
「フィジられる」は逆の意味!
「フィジる」の受動態が「フィジられる」です。こちらは、**「パワー負けして吹き飛ばされる」「押し切られる」**といったニュアンスになります。
もし試合中に「今日あいつにめっちゃフィジられたわ」と若いプロ選手が言っていたら、「相手の身体の強さに圧倒されて、全然歯が立たなかった」という意味で使われているんです。
どこから広まったの?スラングのルーツを探る!
この「フィジる」「フィジられる」という言葉は、2010年代前半ごろに高校のサッカー部で広まり始めたと言われています。そこからバスケ界にも広がり、さらにはジム界隈にも浸透していった、まさに若者発祥の言葉なんです。
テレビの実況などではあまり聞かれませんが、選手同士の会話では、若いプロ選手も日常的に使っているほど浸透しているんですよ。
英語だとどう表現するの?
では、この「フィジる」や「フィジられる」に相当する英語のスラングはあるのでしょうか?
- 「フィジる」(筋肉の仕上がりがパワフル、圧倒する)
- 「筋肉がすごい」「体が仕上がっている」といったニュアンスでは、英語では “jacked” や “shredded” といったスラングが使われます。
- 相手を徹底的に鍛え上げて圧倒するような場合は、“overpower” と表現されることもあります。
- 公式な言い方としては、“he plays physical” や “power through” などが適切でしょう。
- 「フィジられる」(パワー負けする、吹き飛ばされる)
- こちらは英語で “get bodied” や “manhandle” のような表現があります。
- 例えば、NBAの実況で「Oh, he got bodied!」と言われた場合、個人的には「彼は完全にフィジられた!」と訳すと満点だと感じますね(学校の先生の採点は別としてですが)。
まとめ:「フィジる」と「フィジられる」を使いこなそう!
今回の解説で、「フィジる」が**「筋力で相手をねじ伏せる」という意味、「フィジられる」が「パワー負けする」**という意味であることがお分かりいただけたでしょうか。
若者の間で急速に広まっているこのスラング、ぜひ皆さんも使ってみてください。もし「フィジった」「フィジられた」といった体験談があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!
コメント