バスケットボールの試合前、選手たちが胸に手を当てて国歌斉唱に臨む姿は、何度見ても身が引き締まる光景ですよね。彼らは一体、何を考えているのでしょうか?。
NBAの「キング」ことレブロン・ジェームズ選手が、その瞬間に抱いている**衝撃的な「覚悟」**について語っていました。今回は、彼の言葉から、鳥肌が立つほどのチーム論と、本物の仲間との絆について深掘りしていきたいと思います。
「塹壕(ざんごう)に一緒にいてくれる仲間」
レブロン選手は自身のポッドキャスト番組で、試合前の心境をこう語っています。
「塹壕に手榴弾が投げ込まれても、俺たちは残る」
ここでいう「塹壕(ざんごう)」とは、元の英語では”foxhole”と表現されています。これは文字通り、兵士が敵の攻撃から身を守るために掘る防御陣地のことで、命を守る最後の砦を意味します。
レブロン選手にとってNBAのコートは「戦場」であり、そこで極限状況を共に戦い抜き、命さえ預けられる仲間という意味を、この「塹壕」という言葉に込めているのです。
国歌斉唱中に感じる「究極の信頼」
彼にとって、選手として最高の気分のひとつが、試合前にチームメイトの顔を見渡す瞬間なのだそうです。コートの端に立ち、ずらりと並んだ仲間たちを見るたびに、「ああ、俺の仲間はちゃんと塹壕(フォックスホール)に一緒にいてくれるな」と実感すると言います。
彼はキャリアを共にした具体的な選手の名前も挙げています。
- ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュ(ヒート時代)
- カイリー・アービング、ケビン・ラブ(キャバリアーズ時代)
- アンソニー・デイビス(レイカーズ時代)
彼らの顔を思い浮かべながら、「コート上で一緒に死ねる、同じ塹壕にいてくれるとわかる仲間がいること。これ以上の気持ちはない」と断言しているんです。
4度の優勝という彼の偉業は、もちろん圧倒的な才能の賜物です。しかしその裏側には、こうした**「同じ塹壕で戦える仲間」との究極の信頼関係**があったのですね。
プロの世界はビジネスライクな関係も多いと言われますが、ここまで熱い魂の繋がりを求め、築き上げてきたことこそ、レブロン・ジェームズが「キング」と呼ばれる本当の理由なのかもしれません。
次にレイカーズが優勝した時には、このリストに八村塁選手の名前が加わるといいな、なんて期待してしまいますね!
あなたにとっての「同じ塹壕で戦える仲間」は?
レブロン選手が語った、強烈な覚悟と仲間への想い、いかがでしたか?
あなたにとって、「この人のためなら何でもできる」と思えるような、「同じ塹壕で戦える仲間」は誰でしょうか? よかったら、ぜひ考えてみてくださいね。
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