承知いたしました。「けんすうっぽい文体」を意識して、いただいたソースを元にブログ記事を作成します。
同じ言葉なのに意味が真逆になるの、ヤバくないですか?
いやー、言葉って面白いですよね。
同じ言葉を使っているはずなのに、国や文化が違うだけで、意味がポジティブにもネガティブにもなるってこと、結構あるじゃないですか。
今日はその中でも、特に日本人が勘違いしがちな「ナイーブ」という言葉について話したいと思います。これ、海外でうっかり使うと人間関係が壊れるかもしれない、マジで危険なやつなんですよ。
「You are naive」って言われたら、どう思う?
いきなりですけど、海外の友達に「You are naive」って言われたとします。
A: 「繊細だね」 B: 「世間知らずだね」
これ、どっちだと思いますか?
多くの日本人は「繊細」とか「ピュア」みたいな、ちょっとポジティブなイメージを思い浮かべるんじゃないでしょうか。
でも、正解は Bの「世間知らずだね」 なんです。
英語圏での “naive” は、「経験不足で騙されやすい」とか「考えが甘ちゃん」みたいな、ほぼ100%ネガティブな意味で使われる言葉なんですよ。面と向かって言われたら、それはもうバカにされていると思った方がいいです。
なんで日本では「ピュア」なイメージなの?
じゃあ、なんで日本では「ナイーブ」が「繊細」とか「ピュア」みたいな良い意味で定着したんでしょうか。
たぶん、犯人はアレですよね。某有名ボディソープ。「植物生まれで肌にやさしい」っていうコンセプトで、僕らの頭に「ナイーブ=やさしい、繊細」ってすり込んできたんじゃないかと。
言葉の歴史をさかのぼると、元々はラテン語の「生まれつきの」を意味する “nativus” という言葉に行き着きます。
この「生まれつき」っていう言葉を、
- ポジティブに捉えるか(ピュア、無垢)
- ネガティブに捉えるか(未熟、世間知らず)
この解釈が、文化によって分かれたみたいなんです。
実力主義で「勝つための賢さ」を重視する英語圏では、ネガティブな「未熟」の方をピックアップした。 一方で日本では、不完全さや繊細な感受性に美を見出す文化があったから、ポジティブな「純粋さ」の方をピックアップした、と。
これ、めっちゃ面白くないですか?
サッカーW杯で見えた「ナイーブ」のすれ違い
この意味の違いが一番はっきり出たのが、2018年のサッカーW杯、日本対ベルギー戦のあのラストプレーだったと思うんですよ。
劇的なカウンターで失点したあのシーン、海外メディアは日本のプレーを “naive” だと評しました。これは「戦術を知らない」「考えが甘すぎる」という、めちゃくちゃ厳しいダメ出しです。
でも、僕ら日本人はどう感じたかというと、「汚いプレーができない正直さ」とか「これも日本らしさかな」みたいに、ある意味納得しちゃいませんでしたか?
海外から見たら単純な戦術ミス。でも日本から見たら国民性の話になっちゃう。同じプレーなのに、見ているレンズが全然違うんです。
まとめ:これだけは覚えておいて
というわけで、一番大事なことを言いますね。
- 外国人に “You are naive” と言われたら、それは「世間知らず」というレッドカード級の悪口。
- 褒め言葉のつもりで “He is naive” なんて言ったら、相手を無意識にディスってるヤバいやつだと思われる。
もし「繊細だね」って伝えたいときは、“You are sensitive” を使いましょう。これはテストに出ます(笑)。
言葉一つでこんなに世界の見え方が違うって、本当に面白いですよね。こういう「意味が全然違うカタカナ英語」、他にもあったらぜひ教えてください。
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